NPO法人 日本詩歌句協会

日本詩歌句協会 (にほんしかくきょうかい)は、 詩歌の魅力を広く一般市民へ伝えるために 詩、短歌、俳句、随筆、評論 各ジャンルを結集し、 文芸講座やイベント等を通じて 新たな詩歌の潮流を提示し、 詩歌文芸の発展に寄与することを目的としています。

平成29年度(13)日本詩歌句随筆評論大賞および協会賞は、730日選考委員会にて下記のように決定しました。

 

13回 日本詩歌句随筆評論大賞

 

詩部門

 大賞     鈴木 正枝  詩集『そこに月があったということに』

 土曜美術社賞 斎藤 菜穂子 詩集『霧の町を訪ねる日』

 優秀賞    谷元 益男  詩集『滑車』

        赤木 祐子  詩集『チランジア』

 奨励賞    高橋 明子  詩集『返信』

        高見沢 隆  詩集『ネオ・リリシズム宣言』

        荻 悦子   詩集『樫の火』

        北村 真   詩集『キハーダ』

 

短歌部門

 大賞   高島 静子   歌集『飛びなさい』

 優秀賞  福田 淑子   歌集『ショパンの孤独』

 

俳句部門

 大賞    水野 晶子   句集『十井』

 特別賞   松山 足羽   句集『究むべく』

       大久保 昇   句集『天職へ』

 俳句四季賞 山川 和代   句集『葉桜』

 奨励賞   浦澤 久美子  句集『梅東風』

 

評論部門

 大賞   遠藤 若狭男  評論集『人生百景――松山足羽の世

 奨励賞  堀内 統義   評論集『戦争・詩・時代――平和が平和であるために

 

随筆部門

 大賞   該当者なし

 優秀賞  岡 三沙子   随筆集『寡黙な兄のハーモニカ』

 

 

13回 日本詩歌句随筆評論協会賞

 

詩部門

 協会賞  伊藤 芳博   「あした も」

 優秀賞  宇宿 一成   「消しゴム熊」

      高島 りみこ  「おかえり」

 奨励賞  巴 稀多    「回想」

      沢村 俊輔   「アボガド」

      山崎 ゆめ子  「おいも」

      樋口 忠夫   「虹のしるし」

 

短歌部門

 協会賞  該当者なし

 優秀賞  山崎 ゆめ子  「父祖の地」

 奨励賞  古城 いつも  「退院してから」

 

俳句部門

 協会賞  該当者なし

 特別賞  菊池 晃子   「遠野」

      倉本 尚彦   「甦る東京湾」

 奨励賞  砂山 恵子   「羽抜鳥」

 

随筆部門

 協会賞  小倉 和子   「ぼっち豆撒き」

 優秀賞  藤咲 みつを  「寒い朝」

 奨励賞  田中 春美   「クマが出た」

 

以上

 

各賞贈呈式は、2016923(土・祝)13:00より行われます。

場所 北とぴあ 14階 スカイホール 

JR京浜東北線「王子駅」北口徒歩2分 地下鉄南北線「王子駅」5番出口直結

当日は参加費としてお一人につき1,000円いただきます。

 

懇親会 17:00~ 北とぴあ 16階 天覧の間 (参加費お一人7,000円)

 

お問い合わせ

   事務局長 下川敬明

   238-0041  神奈川県横須賀市本町3-27 ベイスクエア1-1403 

   メール nposhikaku@yahoo.co.jp

  TEL 046-822-2926

第11回中部大会は、平成29325日愛知県名古屋市「ホテル・ルブラ王山」にて

開催され、詩、短歌、俳句の部門毎に各賞が発表・贈呈されました。

 

俳句部門

 

大賞  椅子深くまどろむ母の花疲れ         山﨑ゆめ子

 

愛知県教育委員会賞  切り株に斧突き刺して三尺寝      山﨑ゆめ子

 

名古屋市教育委員会賞  露けしや海をはるかに千鳥塚     清水京子

 

中日新聞社賞  十夜粥小恙の身のほぐれける         松本 茜

 

CBC  筆塚のあたりもつとも梅ふふむ           城 ちはる

 

秀逸賞

    波音に揺れて日永の砂丘馬車             古藤みづ絵

 

    遠き日のとほくなりゆく春の雪            城 ちはる

 

    枯蓮に枯れつくすこと残りたる            鈴木愛子

 

    朴落葉奥津城へみち七曲り              美浜 優

 

    傘寿過ぐ二人所帯の冬至粥              河合みちる

 

    逝きてより父近づきぬ白牡丹             上杉さち子

 

    をしの水脈伊吹の峰を歪めたる            荒木節子

 

    明倫堂跡の碑小さし寒雀               山口こひな

 

    山城を天へ上げけり冬の霧              北野由美子

 

    仏法僧鳴きゐて闇を深めたる             松本 茜

 

    人の輪を展げる俳句去年今年             清水京子

 

選者賞

 岡崎光魚特選  山城を天へ上げけり冬の霧         北野由美子

 

 加古宗也特選  碧眼の男バイクに注連飾          兼松 悟

 

 加藤耕子特選  明倫堂跡の碑小さし寒雀          山口こひな

 

 金森直治特選  冬銀河ナイル遡上の船の上         浅野まこと

 

 栗田やすし特選  切り株に斧突き刺して三尺寝       山﨑ゆめ子

 

 辻 美智子特選  遠き日のとほくなりゆく春の雪      城 ちはる

 

 豊長みのる特選  十夜粥小恙の身のほぐれける       松本 茜

 

 服部鹿頭矢特選  をしの水脈伊吹の峰を歪めたる      荒木節子

 

 馬場駿吉特選  逝きてより父近づきぬ白牡丹        上杉さち子

 

 平田繭子特選  波音に揺れて日永の砂丘馬車        古藤みづ絵

 

 村野秋果特選  人の輪を展げる俳句去年今年        清水京子

 

 森下草城子特選  ふるさとの刈田しばらく日のひかり    藤島咲子

 

上記の各賞の他に入選、佳作が選ばれました。

詳細はNPO法人日本詩歌句協会 第十一回中部大会作品集』に掲載されています。

同作品集は11,000円にて販売中です。

 

お申込みお問合せ先

NPO法人日本詩歌句協会 事務局長 下川敬明

238-0041 神奈川県横須賀市本町32711403

046-822-2926

第11回中部大会は、平成29325日愛知県名古屋市「ホテル・ルブラ王山」にて

開催され、詩、短歌、俳句の部門毎に各賞が発表・贈呈されました。

 

短歌部門

 

大賞 しがらみの解けたる後の気楽さに今宵の雪は奔放に降る 中村恵美子

 

愛知県教育委員会賞 何十年会わざる友と語り合う昨日の話の続きのように  山﨑弘子

 

名古屋市教育委員会賞 満点の冬の星座は静まりて代替わりした生家を照らす 片原きの枝

 

中日新聞社賞 寂しさの極みとなりて降る雪をそつと抱きて風の去りゆく   水野恭子

 

CBC イエスマン居並ぶ会議に異論述べ冷たき視線に口乾きたり      稲垣国男

 

中部日本歌人会賞

   駅弁はその地を語る旅の友われしみじみと箸をつけたり         藤田隆子

 

   癌切除癒えて(ふた)幾晩第九シンフォニ        浅井

 

   兵の日がなずきの隅を去らぬまま隠しき九十路の春賜ひたり       時野 恭

 

選者賞

 安森敏隆選 図書館の匂いも楽し漱石に会う時までの晩秋の午後       富樫桃代

 

 倉地亮子選 寂しさの極みとなりて降る雪をそつと抱きて風の去りゆく    水野恭子

 

 大塚寅彦選 白磁なる龍耳瓶(りゅうじへい)ピン立て七世紀     国枝章司

 

 小塩卓哉選 満点の冬の星座は静まりて代替わりした生家を照らす      片原きの枝

 

 青木陽子選 ふるふると垂るる滴に息をつめまつすぐにさす朝の目薬     早川和久

 

 鈴木竹志選 春背広はためかせつつ自転車のスーパーマンが土手を駆け抜く  安部淑子

 

 岡本育与選 しがらみの解けたる後の気楽さに今宵の雪は奔放に降る     中村恵美子

 

 若尾幸子選 取り入れの済みし田んぼに一服かタバコ咥える爺ちゃん案山子  大栗紀美子

 

上記の各賞の他に入選、奨励賞、佳作が選ばれました。

詳細はNPO法人日本詩歌句協会 第十一回中部大会作品集』に掲載されています。

同作品集は11,000円にて販売中です。

 

お申込みお問合せ先

NPO法人日本詩歌句協会 事務局長 下川敬明

238-0041 神奈川県横須賀市本町32711403

046-822-2926

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